(滋賀連盟理事長)
定例理事会での「理事長挨拶」のまとめ
【 2025年2月の森さん 】

本日みなさんと共有したい言葉は「人と地球によりよい未来を」である。「人と地球」というのは、子どもたちスカウトが育ち、それにより世の中・社会も育っていくという、そんな意味と思う。日本連盟はこれを更に改良し、地域社会の人に分かってもらえるような言葉を考えているそうである。しかし、そもそもボーイスカウトを一言で伝えるのはむずかしい。私たち一人一人が「ボーイスカウトってこんな意義があるんや」ということを再確認し、地域の人達と関わっていけたらなあという気持ちで、本日この言葉を共有させていただいた。
【 2025年1月の森さん 】

今日で阪神淡路大震災から30年になる。当時、私もコミグループで芦屋まで給水の支援に行った。ニュースでは高速道路、大きなビルや家々が重なり倒れていて、大変な状況が報じられていた。しかし実際に、倒れた家と散乱しているお箸、茶碗や食べ物を見たときには、ニュースだけでは感じられなかった人々の生活が確かにそこにあったのだと感じさせられた。そして、テレビには家々が火災にあっていく映像は映しだされているが、燃えている臭いまでは伝わってこない。そのときに感じたことは、現場に行かなければわからないことがあるということだ。震災のときだけではなく、何にしても現場に行くということはすごく大事なことだと思う。
さて、今回皆さんと共有したいのは「地域に根ざしたスカウティング」だ。これは中長期計画の重点施策にも掲げられている。例えば、国際的な行事である13NAに参加した福田さんが、そこでの体験を地元で開催された滋人教の大会で発表されたことや、先日の守山1団45周年記念式典でRSの岡田莉奈さんが全国規模でのイベントや台湾派遣の経験を地元の教育長、来賓や保護者の前で本当に楽しそうに話しをしてくれたことである。一言で「地域に根ざす」というけれど、いろんな体験をしたら、それで終わらずに、それを地元に還元していくということが大切なことだ。今年も県キャンポリーがあるが、「地域に根ざす」ということはどういうことかをみんなで考えながら進めていけたらと思う。
【 2024年12月の森さん 】



県連の事業をコミッショナー・各委員会がそれぞれ分担しながら実施していただいているが、月に一度集まってみんなで相談しながら責任をもってやっていきたい。
さて、今日みなさんと共有したいのは「スカウト運動は次の世代に引き継がれながら大きく発展した. ・・・ なので・・・ つねに次の世代に引き継げるよう、そなえましょう.」である。みなさんもご存じのことだが、ベーデン-パウエルが1906年にブラウンシー島で実験キャンプをしたときにはすでに50歳を超えていた。そして翌年スカウティング・フォア・ボーイズが出版され、その後、ギルウェルパークでギルウェルコースが開設されたが、それはB-Pが訓練したわけではなく、すでに次の世代に引き継がれていた。そして第1回世界ジャンボリーで世界の総長になったときにはもう60歳を超していた。第4回世界ジャンボリーの時にはB-Pはスカウトたちにお別れの挨拶をした。このとき彼は80歳であっただろうと思われるが、「年齢で」というよりも、私たち自身も常に次の世代に引き継ぐ準備をしておきたいと思う。 団、地区、県連においてもそうであるが、任期中においては一生懸命に任務をはたさないといけないが、一方で次の人が、仕事がしやすいように準備していかなければならないと思っている。
【 2024年10月の森さん 】

本日、皆さんと確認したいのは、スカウト運動の「単一性」と「地域性」ということである。どちらも大事である。世界機構(WOSM)、アジア太平洋地域(APR)、日本連盟があり、その方針に従って私たち滋賀連盟は様々な事業を展開していく。一方で、地区、団はそれぞれの地域の特性があり、またその団の歴史もあるので、同じようにしていくというわけにはいかない。どちらも大切である。私たち理事、この会議のメンバーも、地区と団を大事にしながらも世界機構の理念や日本連盟の方針も積極的に学んでいきたいと思う。以前に出された中長期計画なども日本連盟がなぜこういう計画を立てたのかを再度考えながら、お互いに学んで行けたらと思う。
【 2024年9月の森さん 】

今年の夏のアグーナリーには滋賀連盟からは71名の大勢が参加いただいた。それの事前研修の教訓として「スカウトが成長するために、私たちはどのようにサポートすればよいか」ということを改めて考えさせられた。アグーナリーは障がいのあるスカウトのイベントではあるが、障がいがあるからといって何でもかんでも手伝えばよいというものではない。このことは障がいのあるスカウトだけにいえることでなく、私たちがどう支援すればスカウト達が成長していけるかを常に意識しながら関わっていきたいと思う。
【 2024年7月の森さん 】


今回みなさんと共有したい言葉は「STEP by STEP」。何事も少しずつ刻んで進めていくプロセスが大切で、たとえば加盟員を増やすことにしても、社会貢献をすれば認知度が上がり増えるというそんな単純なものではなく、何かをすればすぐに結果が出るのではなく、いろんな事が積み重なりその結果として加盟員が増えていくと思う。また、みなさんには器用な方が多いので、ひとりでチャチャっとできてしまうことが多いのだが、そのほうが楽なこともあるが、みんなで協力してわいわいと話合いをしながら事業を進めていき、みんなが達成感をもてるような経験をたくさん持っていけたらと思う。
【 2024年6月の森さん 】

今回の理事会で共有したいことは「何のためのスカウティングか、誰のためのスカウティングか」である。ボーイスカウトの大事なところは「仕組みにある」と言っていた時代から、「目的、ねらいに」変わっていった歴史がある。来年には県キャンもあるが「何のため、誰のため」、「ねらい」は何かをしっかりと共有して、この一年の事業を進めていくことが大切である。
【 2024年5月の森さん 】

今回の皆さんと共有したいキーワードは「みんなで わくわく」である。とても厳しい状況にあるが、「こんなことをやったら」とか「あんなことをやったら」と、みんなが意見を出し合い、みんなでわくわくしながら話し合っていけたらと思う。明日の年次総会でもそういうふうにしていきたい。
【 2024年4月の森さん 】

今日のキーワードは「自信と誇り」。 加盟員の減少という厳しい状況にあるが、私たち自身も共に常にワクワクしながら夢を語り合えるよう、私たちのこの運動に自信と誇りを持って進んでいきたい。また、来月には年次総会がある。加盟員の皆さんの意見を反映し「今年一年、頑張って行こう!」という総会になっていけるようご協力をお願いする。
【 2024年2月の森さん 】

今回、皆さんと共有したいテーマは「社会に貢献するスカウト」である。これは、表現は異なるが今年度の日本連盟の最優先課題でもある。社会に貢献できるのはローバー年代からだと考えられたりするが、ビーバーであろうがカブであろうが、子ども達はそれぞれの年代にあった貢献をすることで成長していくと思う。
【 2024年1月の森さん 】

今、事務局長から話のあった佐々木義璋さんのご葬儀では喪主挨拶から弔辞に至るまでボーイスカウトのことについて多く語られていた。佐々木先生には、私は10歳からボーイスカウトでお世話になった。もし、義璋さんがおられなかったら、私は今ここでこうして話もしていないし、皆さんと知り合うこともなかったかも知れないと思うとすごいご縁を感じる。浄土真宗には「ご縁と相続」という言葉がある。「ご縁」・・草分けで団を作って、「相続」・・それを繋いでいくこと、 どちらも大変な事だと思う。 そしてそれの積み重ねで今の滋賀連盟があるのだと感じる。今はもうスカウト活動に直接携わっていない人も含めて、その人々に想いを寄せ、皆さんもそうだが、私自身も頑張って行こうと思う。
【 2023年12月の森さん 】

スカウト教育法の8つの要素の1つに「社会との協調」がある。これは2017年からWOSMで追加されたものである。われわれも今までに外の組織にもお世話になっていることが多くある。今後もボーイスカウト以外の組織との関わりを大切にしていき、お付き合いできる組織があれば積極的に広げていきたいと考えている。
【 2023年11月の森さん 】 (11月は理事会は無し)
台湾・嘉義縣との変更MOUを持つ森さん

【 2023年10月の森さん 】

「理事会の責務」は、1時間半という短い時間であるが、「協議・決定」し、「業務の執行・運営」していくことである。各委員長としては、ただ理事会で物事を決めていくだけではなく、各委員さんと共に執行・運営して動いていかなければならない。これらはむずかしいことだが、一方やりがいのあることでもあり、私も含めて一緒に考えて行きたい。
【 2023年9月の森さん 】

25WSJに奉仕された皆さんに感謝申し上げる。暑い、ぬかるみ、トイレが汚いなど、色々あったと思うが、ある意味想定内だと思う。 本日のキーセンテンス「スカウティングは教育である」。 表面的なことばかり見ず、大切なことは、子ども達がどういうふうに育っていくかだ。今回のジャンボリーでは立派に育って戻ってきてくれたと思う。
【 2023年7月の森さん 】

今回のキーセンテンスは「役割を果たす」。 理事会も新しい体制となり、新しいメンバーを迎えたが、まず、自分や他の人の役割を知るというところから始めていきたい。
【 2023年6月の森さん 】

年次総会には体調を崩し出席できなく、皆様に迷惑をお掛けした。挨拶にはそぐわないが、思っていることを共有したい。①委員会の活性化(チームで考える)、②事業計画の早期作成(議論を深める)、③規定の整備(実用的)などを皆さんと相談しながら進めていきたいので、ご協力をお願いする。
※ 理事会冒頭の「理事長挨拶」からのダイジェストです